意外と知らない抗生物質。知ってるつもりはダメ!

抗生物質の特徴・種類のまとめ

どれくらい知ってる? 病院で見かける抗生物質の種類とその特徴

time 2017/07/26

どれくらい知ってる? 病院で見かける抗生物質の種類とその特徴

抗生物質と一言で言っても、様々な種類があります。
それぞれに、特性が違いますし、どんな細菌に効くかも異なってくるでしょう。
そこで、今回は病院でよく処方されるであろう、抗生物質について説明します。

■病院でもらうものの多くは広範囲に効く

説明しようと思っている「ペニシリン系」「セフェム系」「マクロライド系」「テトラサイクリン系」「ニューキノロン系」のうち半数以上が、多くの細菌に効果があると言われているようです。
また早く効果が得られる「殺菌」とゆっくり効果が得られる「静菌」などでも分けることが出来ます。

■ペニシリン系・セフェム系

この2つは細胞壁の合成を邪魔して、細菌を死滅させる殺菌系の抗生物質になります。
どちらも多くの細菌に効果を発揮しますが、グラム陰性菌に関してはペニシリン系はあまり効果を期待できません。
グラム陰性菌とは簡単に言うと、薬物が効き難い細菌の事のようです。

セフェム系はさらに世代に分けられ、第3世代と呼ばれるものと第4世代と呼ばれるものはグラム陰性菌に対しても高い効果を持ちます。
逆に第3世代はグラム陽性菌と呼ばれる多くの細菌には効果が弱く、第4世代は陽性と陰性どちらにも効果を発揮します。

■マクロライド系・テトラサイクリン系

この2つはたんぱく質の合成を妨害して、徐々にタンパク質不足にすることで、細菌を弱らせる「静菌」の作用があります。
マクロライド系はレンサ球菌にテトラサイクリン系は梅毒に対して、より高い効果を期待できるようです。

■ニューキノロン系

ニューキノロン系は殺菌系ではありますが、DNAの合成の邪魔をします。
セフェム系などに比べて、薬の吸収率のようなものが高いのが特徴で、多くの細菌に効果があります。

■ほかにもいろいろ

紹介しきれませんでしたが、ほかにもさまざまな種類があります。
もしも、個人輸入などで抗生物質を購入する際の参考にしてみてください。

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